SCEE、ウィル・ハリソン氏、「Wii」を絶賛。 [PS3]
SCEEのエライ人、ウィル・ハリソン氏(一身上の都合によりスキンヘッド)が、SCEJに不満を漏らし、任天堂と「Wii」を絶賛。
SCEE(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント・オブ・ヨーロッパ)のウィル・ハリソン氏(いろいろと理由があってスキンヘッド)が、あるジャーナリストとの個人的な昼食会で、SCEJ(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント・ジャパン)に対して、
「任天堂は現在の各家庭、ゲーム市場のマーケティングを見極めていたのが「Wii」を成功に導いた。「Wiiスポーツ」こそ本当の"次世代"ゲームの考えを要約するタイトルである。」
と発言。さらに、
「ソニーヨーロッパには、「EyeToy(カメラを通して遊ぶ周辺機器)」「SingStar(採点システム付きカラオケ)」「Buzz(クイズゲーム)」(全てPS2対応のモノ)の3つの家族で楽しめる製品があったのに、日本(SCEJ)は”家族で遊ぶ”を視野に入れていなかった。」
と、不満を漏らしたそうです。つまりは、我々SCEEの方が、「Wii」や「Wiiスポーツ」より先に家族で楽しめるモノを提案してたのに、SCEJがアホやから「Wii」に負けた的な事をおっしゃってるようです。彼もいろいろ悩んだからこそ髪が薄くなったんでしょうが、「EyeToy」は日本でも発売されましたけどウケ良くなかったし、「Wii」が売れたのは、もっと別の理由もあると思います。わたしゃ個人的に、仮にソニーが「Wii」でゲーム作っても、面白いモノは作れないと思う。
ソニーが得意なことと、任天堂が得意なことは、違うような気がします。持ってはいませんが、マイクロソフトのXboxだって、また違うのだと思います。
ぜんぜん、話題は変わりますが、セガが、どんどん出していったハード戦略は、どんな意味があったのだろう。いろいろと先進的な試みだったり、当時の技術の秒進分歩的な時期だったからかもしれませんが。
中古ソフトで、ドリキャスやサターンの物が売られているのを見ると思います。
by リックディアス (2008-02-22 19:40)
ウチ、今もドリームキャストありますよ。クローゼットに。なんかセガが必死で”マニア”イメージを拭おうとしてる感がビシバシ伝わるハードでしたけど好きでしたよ、自分は。当時の任天堂の社長が、64立ち上げ前に、
「あちら(セガ)はアーケードへの逃げ道もあるだろうが、我々はコレ(家庭用)しかないので命がけだ。」
の発言が、完全にソニーは相手にしてない雰囲気が面白かったですけどね。
by グピルメン (2008-02-22 20:59)
ドリームキャストは、湯川専務のCMが最高でしたよね。
by リックディアス (2008-02-23 00:12)
価格が下がった今だからこそハリソンの言うことは正しいかと思います。
by Ran (2008-02-23 10:02)
湯川専務の箱だったのが超恥ずかしかったですけど。PS2は久夛良木さんで来るのかなと思いましたし。
>価格が下がった今だからこそハリソンの言うことは正しい
でも決定的に違うのが、最初からWiiリモコンを標準装備してるのと、別売りでユニットを買わせるのは、また別問題で、考えるほど簡単には行かないと思います。WiiはやっぱりコンセプトからしてPS3やXboxとは違うので。
by グピルメン (2008-02-23 10:07)